10月9日(金)14時20分・17時50分ご案内可能です

尻もちのあと腰が痛いとき湿布で様子を見る前に知りたいこと

本日の予約状況

段差で足を滑らせて尻もちをついたあと、腰から背中にかけてズキッと痛む。歩けるから大丈夫と思いながらも、寝返りのたびに顔をしかめてしまうと、骨が傷んでいないか不安になる方もいると思います。

豊盛堂整体・整骨院の有村です。この記事では、尻もちのあとに腰や背中が痛いとき、急いで受診したい状態と、受診までの動き方、ご家族の見守り方についてお話しします。

先に全体像を確認したい方は、圧迫骨折の症状ページもあわせてご覧ください。日常で確認しやすいポイントから、順に話を進めていきます。

院長:有村

痛む場所から確認しましょう

目次

尻もちから数日たっても腰が痛むとき

転んだ直後は動けたのに、翌日から腰が重くなり、夜になると背中まで痛む。そんなご相談を、日々の施術の中でよくうかがいます。ご本人は「そのうち治まる」と考えがちで、受診を先送りにしやすいものです。

まず確認しておきたいのは、痛みが日ごとに軽くなっているかどうか。数日たっても変わらない、あるいは強くなっているなら、単なる打撲と決めつけず、骨の状態にも気を配っておきたいところです。くしゃみや咳の響きも、一つの目安になります。

尻もちで背骨がつぶれる理由

お尻から強く着地すると、その衝撃は背骨を突き上げるように伝わり、腰や背中の骨に集まる。この力に耐えきれず骨が押しつぶされたものが圧迫骨折で、玄関のシャッターを上げる程度の動作がきっかけになることもあります。

高齢の方に起こりやすい背景

骨の強さは年齢とともに落ちやすく、とくに閉経後の女性は骨がもろくなりやすいとされています。骨粗しょう症があると、椅子に座り損ねた程度の尻もちでも骨折するケースがあり、冬場の凍えた朝や濡れた浴室でも起こりえます。

「もう年だから仕方ない」と我慢される方も少なくありません。ただ、骨折が隠れたまま動き続けると、痛みで動かなくなり、筋力が落ち、さらに転びやすくなるという悪循環に入りかねないのです。

痛みが軽くても油断できない

圧迫骨折は、動けないほどの激痛が出るとは限りません。歩ける、食事もできるという状態で見つかるケースもあり、痛みの強さだけでは判断できないのが難しいところです。

気づかないうちに少しずつつぶれる「いつの間にか骨折」もあるとされています。背中が丸くなってきた、身長が縮んだ気がするといった変化も見過ごしたくない手がかりで、気になれば健診などで相談してみるのも手でしょう。

湿布を貼って様子を見る前に

痛い場所に湿布を貼って、数日は様子を見る。多くの方がまず選ぶ方法で、その気持ちはよく分かります。痛み止めで楽になると、つい安心してしまうものです。

ただ、湿布は痛みをやわらげる助けにはなっても、骨の状態までは教えてくれません。寝返りや起き上がりで鋭く痛むなら要注意で、動くたびに骨へ負担がかかるため、湿布で様子を見る範囲を超えている場合があります。

背骨の真ん中あたりを押すと一点だけ強く響く場合は、強く揉んだり、反らしたりするのは避けてください。骨に余計な力が加わると、痛みが増すおそれがあります。押して確かめるより、そっとしておくほうが安心でしょう。

脚のしびれや排尿の異常があるとき

次のような状態があるときは、整骨院より先に、整形外科や救急での確認をおすすめします。神経に関わる症状が隠れている可能性があるためです。

  • 脚に力が入らない、しびれる
  • 尿や便が出にくい、漏れる
  • 痛みで立てない、歩けない
  • 頭も打った、意識がはっきりしない
  • 夜も眠れないほど強く痛む

当てはまる場合は、その日のうちに受診を考えてください。判断に迷うときは、地域の救急相談の窓口に電話で尋ねるという方法もあります。

当てはまらなくても、痛みが数日続くなら安心はできません。強い症状がなくても早めに整形外科で画像検査を受けておくと、その後の過ごし方も決めやすくなります。受診先に迷うなら、まず整形外科が目安とされています。

寝返りや起き上がりで鋭く痛む夜

夜、布団の中で横を向こうとした瞬間に、腰へ電気が走るような痛みが出る。背中まで響いて、目が覚めてしまう方もいます。朝の起き上がりも同じように痛みます。

圧迫骨折では、体を起こす、向きを変えるといった動作で痛みが強まる傾向があるとされています。じっとしていれば楽でも、動き出しの一瞬が痛いのが特徴で、数日続くなら画像検査で確かめておくと安心です。

痛みで眠れない夜が続くと、体力も気力も落ちていきます。夜間も強く痛むなら、翌日を待たずに相談先を探してください。我慢強い方ほど、受診が遅れやすい傾向があります。

受診までの数日と、検査を終えたあと

受診が決まっても、病院へ行くまでの数日が心配という方は多いものです。検査のあとのことも含めて、順にお話しします。まずは動き方から始めてみてください。

受診までの動き方の工夫

起き上がるときは、いきなり上体を起こさず、膝を曲げたまま体ごと横向きになり、腕で支えながらゆっくり起きてみてください。腰をひねらないことが欠かせません。慣れるまでは、手すりや家具に手を添えると安定します。

重い物を持つ、前かがみで長く作業する、腰を強く反らすといった動作は控えましょう。痛みを我慢して家事を続けるより、ご家族に頼って休むほうが、結果的に体への負担を減らせます。

異常なしと言われても痛いとき

レントゲンで骨折がはっきり写らなくても、痛みが続くことはあります。医療機関では、必要に応じてMRIなどで詳しく調べると説明されることがあり、状態によって判断が変わります。

検査のあとに残る痛みには、痛みをかばう動きで筋肉が緊張したり、姿勢が変わったりすることも関わります。医師の指示を守ったうえで、体の使い方や歩き方を確かめるのが、治療院の役割と考えています。

痛む側をかばって歩いていないか

痛みが怖くて、歩幅が小さくなったり、腰を固めたまま歩いたりしていませんか。トイレや台所への数歩でも起こります。無意識のうちに、体の動きは少しずつ変わっていきます。

こうした歩き方が続くと、膝や股関節、反対側の腰にも余計な負担がかかり、筋力も落ちやすくなります。杖や装具の使い方は医師の指示が優先ですが、歩くときの体の使い方は、私たちも一緒に確認できます。

高齢の親が腰を痛がっているとき

離れて暮らす親から、尻もちをついて腰が痛いと電話があった。そんなときは慌てず、まず状況を落ち着いて聞き取ってください。声の調子や、立ち上がるときの様子も手がかりになります。次の三つを順に尋ねてみてほしいところです。

痛みの出方

寝返りや起き上がりで痛むかを聞いてみる

脚の様子

しびれや力の入りにくさがないか尋ねる

トイレの様子

尿や便がいつも通り出ているか確かめる

ご本人は「大したことない」と話しがちなので、責めずにさりげなく聞くのがよいでしょう。受診に抵抗がある様子なら、検査だけでも、と添えると動きやすくなります。

玄関や段差で転ばないために今日できること

尻もちのあとの腰や背中の痛みは、打撲と思われても圧迫骨折が隠れていることがあります。危険なサインがあれば先に医療機関へ、そのあとに回復と再発予防を考える流れが基本です。慌てず、一歩ずつ進めていきましょう。

今日は、玄関や浴室の段差、廊下の滑りやすい場所を一か所だけ確かめてみてください。足元に物を置かない、立ったまま靴下を履かない。それだけでも、転倒しにくい体の使い方につながります。ご家族の協力があれば、より続けやすくなります。

腰や背中の痛みだけでなく、歩き方や立ち上がりの癖も含めて確認したい方は、豊盛堂整体・整骨院へお気軽にご相談ください。


院長:有村

どんなお悩みもお気軽にご相談ください

住所
鹿児島県指宿市大牟礼4-11-33
電話番号
0993-24-4649
定休日
日曜・祝日
ご予約・お問い合わせ
050-3645-3688
24時間受付中

気軽にシェアしてください
目次