
院長:有村お気軽にご相談ください!
左の肩甲骨の下あたりが重だるく、階段を上がるとぐっと痛みが強まる。胸は痛くないのに、何か病気が隠れているのではと心配になるのは自然なことです。調べるほど不安が増した方もいるでしょう。
豊盛堂整体・整骨院の有村です。この記事では、背中の痛みと心臓の関係、急いで医療機関へ向かうべきサイン、整骨院で相談できる痛みの特徴についてお話しします。
先に全体像を確認したい方は、背中の痛みの症状ページもあわせてご覧ください。この記事では、心臓が気になる方が最初に確認したい順にお伝えします。



まず痛み方を確認しましょう
胸の痛みはないのに、左の肩甲骨の下あたりだけが重く痛む。そんなご相談は決して少なくなく、年齢を重ねるほど気にする方が増えてきた印象です。
心臓の病気では、胸ではなく背中や肩、あごに痛みが広がることがある。胸が痛くないから心臓は大丈夫、と言い切れないのが、この症状の難しいところでしょう。
実は、背中の痛みの多くは筋肉や姿勢が関わっています。ただ、その中に心臓のサインが紛れているケースもあるため、痛み方を一つずつ確かめておきたいところです。
心臓が原因の背中の痛みは、放散痛という仕組みで説明されることが多いとされています。胸以外の場所に痛みを感じるため、背中の違和感として気づく方もいらっしゃいます。
狭心症は、心臓に血液を送る血管が狭くなり、一時的に血の巡りが足りなくなる状態を指します。痛みは胸の中央だけでなく、左肩や背中、あごに広がることもあるようです。
階段や坂道、重い荷物を持ったときに出て、休むと数分で和らぐ。そんな動き方をする痛みは、背中の筋肉の痛みとは性質が違うことがあります。押しても痛みが変わらない点も手がかりの一つです。
心筋梗塞では、強い痛みや締め付けが長く続くとされています。大動脈解離では、引き裂かれるような激痛が突然起こり、痛む場所が移っていく場合もあります。
こうした痛みは、救急での対応が必要になることがあります。当てはまりそうなら、この記事を読み進めるより先に、119番や医療機関へ連絡してください。
背中の痛みに冷や汗、息苦しさ、吐き気、胸の圧迫感が重なるときは、迷わず救急要請を考える状態です。我慢して様子を見るより、先に連絡する選択を優先してください。
突然の激痛や、安静でも治まらない痛みは救急へ。自分で運転して向かうと途中で悪化するおそれがあるため、救急車を呼ぶほうが安全です。周りに人がいれば、すぐ声をかけてください。
胸の症状がなく、背中だけが痛むケースもあります。冷や汗や顔色の悪さ、吐き気が一緒にあるかどうかを周りの方にも確認してもらうと、状況を伝えやすくなります。周囲の人のほうが、本人より先に顔色の変化に気づくことがあるためです。
救急ほどではなくても、早めに内科や循環器内科へ相談したほうがよい痛みがある。次のような出方に心当たりがないか、思い返してみてください。
歩き始めや階段で背中が重くなり、立ち止まると数分で楽になる。こうした繰り返しには、心臓への負担が関わっているケースもあります。無理に我慢して歩き続けないことも大切です。
痛みが治まっても受診は先延ばしにしないようにしてください。血圧やコレステロールを指摘された方、喫煙歴のある方は、早めに受診しておくと安心できます。
寝ている間や明け方に、背中から胸にかけて締め付けられる。そのようなタイプの狭心症もあると、医療機関の解説で紹介されています。痛みで目が覚めた経験があれば、メモしておくと役立ちます。
受診先は循環器内科が目安だが、かかりつけの内科でも相談できる。必要に応じて詳しい検査を案内されることがあるため、詳しくは医療機関で確認してください。
背中の痛みの中には、筋肉や背骨まわりの関節、姿勢の負担が関わっているものも多くあります。心臓の心配が小さいと分かれば、体の使い方にも目を向けやすくなります。
押すと痛む場所が決まっている、動くたびに痛みが変わるといった場合は、筋肉や関節の負担が背景にあることも少なくない。日常の動きとの関係を振り返ると、手がかりが見つかる場合もあります。
次のような特徴があるときは、体の使い方による痛みの可能性も考えられます。ひとつでも当てはまれば決まり、というわけではないので、いくつ該当するか確かめてみてください。
ただし、これはあくまで目安にすぎない。筋肉の痛みと思っていた方に心臓の不調が見つかることもあるため、迷うときは先に医療機関へ相談してください。安心して体を動かすためにも、その順番が大切です。
受診して心臓に異常がないと分かった方は、そこからが背中の痛みを姿勢や体の使い方の面から見直していく段階になります。焦らず進めていきましょう。
痛みが心配で動かずにいると、背中まわりの筋肉がこわばり、さらに痛みを感じやすくなる。少し動いただけで痛む悪循環に入りやすい点が、厄介なところです。
数々のご相談の中でも多いのが、心臓は大丈夫と言われたのに背中の重さだけが残るというお悩みです。長時間のデスクワークや車の運転で、痛みをかばう姿勢が続くことも負担になりやすいところです。
痛みを避けて動かない、動かないから固まる、固まるからまた痛む。この流れを断ち切るには、心配を取り除いたうえで、無理のない範囲で体を動かすことが欠かせません。歩くことも立派な運動です。
自宅ケアの範囲は、危険なサインがなく痛みが落ち着いているときに限られる。痛みを我慢してまで続ける必要はないので、できることから始めてみてください。
まず湯船で体を温め、肩や背中の力を抜いて深呼吸をします。痛む場所を強くもんだり、痛みが増す動きを続けたりするのは避けてください。胸の圧迫感が出たら、すぐ中止して医療機関へ連絡しましょう。
痛みが落ち着いている日は、肩甲骨を軽く回す、歩く時間を少しずつ延ばすといった無理のない動きから始めてみてください。入浴後など体が温まった時間帯が取り組みやすく、途中で痛みが強まるなら、その日は中止して構いません。
豊盛堂整体・整骨院では、施術の前に痛みの出方や、一緒に出ている症状を丁寧にお聞きし、検査を行います。歩き方や姿勢、生活の様子も大切な手がかりになるためです。
心臓など内臓の病気が疑われる場合は、施術を急がず、医療機関の受診をおすすめしています。そのうえで、心配が落ち着いてから背中の状態を確認していきます。
医療機関で問題がないとされた後も背中の重さが残る方には、肩甲骨の動きや歩き方の癖から、繰り返す背中の重さにつながる負担を探っていきます。
背中の痛みは心臓が関わる場合もあれば、筋肉や姿勢の負担による場合もあります。冷や汗や突然の激痛があれば救急、繰り返す痛みなら早めの受診が基本です。どちらの場合も、一人で抱え込まないことが安心への近道です。
今日から、痛みが出た時間、動作、続いた長さをメモしておきましょう。受診の目安を考えるときにも、医療機関で説明するときにも役立ち、状況を的確に伝えやすくなります。
背中だけでなく、姿勢や歩き方の癖も含めて確認したい方は、豊盛堂整体・整骨院へお気軽にご相談ください。

