有痛性外脛骨

有痛性外脛骨とは

厚生労働省の調査データによると、外脛骨を持つ人は全人口の約10-15％とされています。このうち痛みを伴う有痛性外脛骨を発症する方は全体の約2-3％程度と推定され、特に10-20代の女性に多く見られます。

有痛性外脛骨とは、足の内側の舟状骨という骨のそばに本来はない余分な骨があり、ここに炎症を起こすことで痛みや腫れを感じる症状のことです。スポーツ活動が盛んな学生において発症率が高く、年間約3万人程度が新たに発症していると考えられています。

有痛性外脛骨を放置すると、足のアーチ構造が崩れて扁平足が進行し、歩行時の痛みが慢性化してしまいます。

さらに痛みをかばって歩くことで膝や腰への負担が増加し、全身の関節や筋肉に悪影響が及ぶ可能性があります。最悪の場合、日常生活での歩行が困難になり、将来の競技人生や健康維持に大きな支障をきたすこともあります。

有痛性外脛骨の原因

開院以来、当院には有痛性外脛骨でお困りの方が数多く来院されています。

これまでの検査結果や施術経験から断言できるのは、有痛性外脛骨の原因はひとつではなくいくつかの要因が複雑に絡み合っているということです。

有痛性外脛骨の原因として次のものが挙げられます。

有痛性外脛骨は複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

このような様々なきっかけや状態が重なって、足の内側の組織にストレスが集中しやすくなり、炎症や痛みとなって現れるのが特徴です。それぞれの原因やライフスタイルによって対応が大きく変わります。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。有痛性外脛骨でお困りなら豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

有痛性外脛骨への対応として、次のようなものが一般的です。

保存的治療（安静・固定）

長期間の安静により筋力低下や関節可動域制限が起こる可能性があり、復帰までに時間を要してしまいます。

また、根本的な原因を改善しないまま安静期間を過ごしても、活動を再開した際に同じ問題が繰り返される可能性が高くなります。

薬物療法・装具療法

薬物療法は一時的な症状緩和効果はありますが、根本的な改善には至らず、長期使用による副作用の懸念があります。

装具療法も装具に依存することで自然な足部機能が低下する可能性があり、装具なしでは症状が再発することが多くあります。

有痛性外脛骨を改善するために

まずは現状を正確に把握し、痛みの程度や歩行スタイル、関節や筋肉の状態を丁寧に評価することが第一歩です。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっても一時的にはよくなってもすぐに元に戻って改善を見込めないからです。

当院は、当院だけの充実した検査で、有痛性外脛骨の原因を見つけわかりやすく説明します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

国家資格を持つ院長が、検査から施術までまで責任をもって担当しますのでご安心ください。

有痛性外脛骨と大きく関わっている箇所を詳細に分析します。外脛骨周辺の筋力や柔軟性、足のアーチ構造の機能に着目し、負担の根本を見極めたアプローチを行います。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

当院であなたの有痛性外脛骨が改善する理由

有痛性外脛骨の改善には現在の身体の状態を把握することが最も重要です。足部や足首周辺箇所の検査が最も重要であり、その理由は足部から全身への影響があるからです。

当院では、身体の変化や症状の波を見逃さないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。

湿布や薬に頼ってもなかなか改善が見られない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

有痛性外脛骨のQ＆A

有痛性外脛骨は自然に治りますか？

成長期の軽度な症状であれば自然治癒する場合もありますが、多くは適切な治療が必要です。放置すると慢性化や悪化のリスクが高まるため、早期の専門的な対応をお勧めします。

有痛性外脛骨の人がやってはいけないことは？

痛みを我慢してのスポーツ継続、硬い靴底の靴の使用、足部に負担をかける長時間の立ち仕事は避けるべきです。また、自己判断での過度なマッサージも炎症を悪化させる可能性があります。

どのくらいの期間で改善しますか？

症状の程度により異なりますが、適切な治療を受けた場合、軽度なら2-4週間、中等度以上では2-3か月程度の治療期間を要することが多いです。個人差があるため定期的な経過観察が重要です。

運動はいつから再開できますか？

痛みが軽減し、歩行時の違和感がなくなった段階で軽い運動から段階的に開始します。完全復帰までは症状により異なりますが、適切な治療下では1-3か月程度で可能となることが多いです。

有痛性外脛骨で悩んでいた皆さまも、当院での施術を受けて、このような変化がありました。

当院の可動域を回復する施術と有痛性外脛骨は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

有痛性外脛骨は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご相談ください。