Ｏ脚

O脚とは

厚生労働省の国民生活基礎調査によると、膝関節の変形や痛みに悩む人は年々増加傾向にあり、O脚に関連する変形性膝関節症の患者数は推定で約800万人から1000万人とされています。

O脚とは、まっすぐ立って足のくるぶしをそろえても膝がくっつかず、間に指が2本以上入る状態を指します。横から見て膝が内側に曲がることで、脚全体がアルファベットのOのように見えることから名前がついています。特に40歳以上の女性の約60％が程度の差はあれO脚の傾向を示すという調査結果もあり、決して珍しい症状ではありません。

O脚を放置すると、膝関節の内側に過度な負担がかかり続けることで軟骨が徐々に摩耗し、変形性膝関節症へと進行する可能性があります。

最初は見た目の問題だけだったものが、次第に歩行時の痛みや階段の昇降時の違和感として現れ、重症化すると日常生活の動作に著しい制限が生じ、最悪の場合は人工関節置換術などの外科的治療が必要になることもあります。

O脚の原因

開院以来、当院にはO脚でお困りの方が数多く来院されています。

これまでの検査結果や施術経験から断言できるのは、O脚の原因はひとつではなくいくつかの要因が複雑に絡み合っているということです。

O脚の原因として次のものが挙げられます。

O脚はこのような複数の原因が絡み合って起きるものです。

各人の生活習慣・年齢・体型などによっても違いが生じます。そのため誰にでも当てはまる「ひとつの治し方」がないのが現実です。

だからこそ正確な検査による原因の特定がなによりも大切です。

これまでどこに行っても効果がなかった方もあきらめずに一度ご相談ください。豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

O脚への対応として、次のようなものが一般的です。

運動療法

専門家のサポートがないと正しいフォームを維持するのが難しく、続けるモチベーションの維持も大変です。自己流ではかえって悪化するリスクもあり、効果が現れるまでに長期間を要し、継続的な通院と自主的な取り組みが必要となります。

装具療法・薬物療法

着用している間は一時的に負担軽減されても、外せば元通りになりやすく根本治療にはなりません。長期使用時の筋力低下や皮膚トラブルも心配です。

薬物療法も一時的な痛み緩和に限られ、長期間の服用は胃腸障害や副作用の心配もあります。どちらも根本的な原因の解決にはなりません。

O脚を改善するために

まずはあなたのO脚の原因を検査を通じて明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっても一時的にはよくなってもすぐに元に戻って改善を見込めないからです。

当院では、AI姿勢分析を含めた三種類の検査でO脚の根本原因のデータを可視化し、わかりやすく説明します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

国家資格を持つ院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

O脚と大きく関わっている脚全体の筋肉バランスや関節の動きを詳細に分析します。膝関節だけでなく股関節や足関節の可動域検査、筋肉の緊張状態をチェックしたうえで改善を目指します。

湿布やサポーターで効果が期待できなかった方、整体やマッサージで改善しなかった方も諦めずにご相談ください。

当院であなたのO脚が改善する理由

O脚の改善には現在の身体の状態を把握することが最も重要です。脚全体の筋肉や関節の状態、姿勢のクセまでくわしく検査することが最も重要であり、その理由は全身のバランスが影響しているからです。

当院では、身体の変化や症状の波を見逃さないように、検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。

湿布やサポーターに頼ってもなかなか改善が見られない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

O脚のQ＆A

O脚は自然に治りますか？

成長期のお子さんの生理的なO脚は自然に改善しますが、成人のO脚は適切な治療なしに自然治癒することはありません。早期の適切な対処が重要です。

O脚の人がやってはいけないことは？

内股歩行、足を組む座り方、膝を内側に入れるスポーツ動作は避けるべきです。これらの習慣はO脚を悪化させる可能性があります。

O脚と変形性膝関節症の違いは何ですか？

O脚は脚の形状の問題で、変形性膝関節症は関節内の軟骨摩耗による疾患です。ただしO脚が進行すると変形性膝関節症を引き起こすリスクが高まります。

どの程度のO脚なら治療が必要ですか？

両足を揃えて立った時に膝の間が指2本分以上空く場合や、痛みや歩行時の違和感がある場合は治療をお勧めします。

O脚で悩んでいた皆さまも、当院での施術を受けて、このような変化がありました。

当院の関節可動域を回復する施術とO脚は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

O脚は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご相談ください。