歯の痛み

歯の痛みとは

厚生労働省の令和4年歯科疾患実態調査によると、日本人の約7割が何らかの歯科的問題を抱えており、そのうち約4割が痛みを伴う症状を経験しており、当院に来院される方の中でも歯の痛みを訴える患者さんは非常に多く見られます。

特に40歳以上では歯周病による痛みが増加し、全国で推定約3,200万人が歯に関連する痛みに悩んでいると考えられます。また、夜間や休日に歯の痛みで救急外来を受診する患者数は年間約150万人に上り、日常生活に大きな影響を与える症状として深刻化しています。

歯の痛みを我慢し続けると、炎症が歯の根の奥深くまで進行し、最終的には歯を失う可能性が高まります。

また、口の中の細菌が血流に乗って全身に回り、心疾患や糖尿病の悪化、認知症のリスク上昇につながることが研究で明らかになっています。痛みによる睡眠不足や食事制限が続くと、免疫力低下や栄養不足を招き、さらに頭痛や肩こり、顎関節症などの二次的な症状も現れます。

歯の痛みの原因

開院以来、当院には歯の痛みでお困りの方が数多く来院されています。

これまでの検査結果や施術経験から断言できるのは、歯の痛みの原因はひとつではなくいくつかの要因が複雑に絡み合っているということです。

歯の痛みの原因として次のものが挙げられます。

歯の痛みは複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

複数の原因が引き金となり、顎関節の可動域低下により血流や神経に機能障害が起きて歯や顎周辺の筋肉の炎症や負担がかかり、それが歯の痛みとなります。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。歯の痛みでお困りなら豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

歯の痛みへの対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

痛み止めでは効果が感じられないことが多いため、より強い鎮痛薬が用いられることがありますが、ただ痛みを止めるだけで薬が効いてるうちは負担がかかり、薬の効果が切れると余計痛みが強くなることもあります。

それだけではなく、身体はどんどん慣れていきますから強い薬が必要となり、さらに薬に頼るという負のサイクルに陥りかねません。あくまで対処療法であり根本治療ではありません。

根管治療・歯周病治療

治療によりかえって歯の痛みの症状が強まることもあり、継続が難しい部分があります。治療期間が長く、治療後も痛みが残る可能性や再感染のリスクもあります。

進行した歯周病では完全な回復は困難で、継続的なメンテナンスが必要になり、万人向けの対処法とは言えません。

歯の痛みを改善するために

まずはあなたの歯の痛みの原因を検査を通じて明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっても一時的にはよくなってもすぐに元に戻って改善を見込めないからです。

当院は、当院だけの充実した検査で、歯の痛みの原因を見つけわかりやすく説明します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

国家資格を持つ院長が、検査から施術までまで責任をもって担当しますのでご安心ください。

歯の痛みと大きく関わっている顎関節の可動域検査、首や肩の筋肉の緊張状態をチェックしたうえで改善を目指します。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、歯科治療で効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

当院であなたの歯の痛みが改善する理由

歯の痛みの改善には現在の身体の状態を把握することが最も重要です。顎関節や頭頸部の周辺箇所の検査が最も重要であり、その理由は顎や頭頸部から神経が伸びているからです。

当院では、身体の変化や症状の波を見逃さないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。

痛み止めや薬に頼ってもなかなか改善が見られない方、歯科治療で効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

歯の痛みのQ＆A

歯の痛みは自然に治りますか？

軽度の歯茎の炎症程度であれば自然治癒することもありますが、虫歯や進行した歯周病による痛みは自然には治りません。放置すると悪化し、より深刻な問題を引き起こす可能性が高いため、早めの対処が重要です。

歯の痛みがある人がやってはいけないことは？

硬い食べ物を無理に噛む、患部を舌で触る、冷たいものや熱いものの摂取、アルコールの過度な摂取は避けてください。また、痛み止めの乱用や自己判断での治療中断も症状悪化の原因となります。

虫歯と歯周病の痛みの違いは何ですか？

虫歯の痛みは冷たいものや甘いもので誘発される鋭い痛みが特徴で、歯周病は歯茎の腫れや出血を伴う鈍い痛みが多く見られます。虫歯は特定の歯に限局しますが、歯周病は広範囲に影響することが一般的です。

歯の痛みと頭痛は関係がありますか？

密接に関係しています。歯の痛みにより顎や首の筋肉が緊張し、それが頭痛を引き起こすことがあります。特に奥歯の問題は側頭部の頭痛として現れやすく、三叉神経を通じて頭部全体に痛みが波及することもあります。

歯の痛みで悩んでいた皆さまも、当院での施術を受けて、このような変化がありました。

当院の顎関節や筋肉の緊張を緩める施術と歯の痛みは非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

歯の痛みは早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご相談ください。