内臓下垂

内臓下垂とは

内臓下垂とは胃や腸などの内臓が本来の位置よりも下がってしまう状態のことです。特に30～50代女性の約15～20％が胃下垂を含む内臓下垂の症状を経験しており、当院に来院される方の中でも内臓下垂を訴える患者さんは非常に多く見られます。

内臓が下がることで周囲の臓器や血流にも影響を及ぼし、ぽっこりお腹の原因の一つとして特にデスクワークや産後、筋力低下などで発生しやすい特徴があります。出産経験のある女性では産後の腹筋力低下により発症リスクが高まるとされています。

内臓下垂を放置すると消化不良が慢性化し栄養吸収が悪くなり、便秘が悪化し腸内環境が乱れ、肌荒れや免疫力低下を招きます。

さらに骨盤底筋群の機能低下が進行すると尿漏れや子宮脱などの深刻な症状に発展する可能性があり、最悪の場合日常生活に大きな制限が生じ外出や仕事にも支障をきたす状況になりかねません。

内臓下垂の原因

開院以来、当院には内臓下垂でお困りの方が数多く来院されています。

これまでの検査結果や施術経験から断言できるのは、内臓下垂の原因はひとつではなくいくつかの要因が複雑に絡み合っているということです。

内臓下垂の原因として次のものが挙げられます。

内臓下垂は複数の原因が複雑に絡み合って引き起こされる症状です。

複数の原因が引き金となり、体幹バランスの乱れにより腹圧や呼吸法に機能障害が起きて内臓を支える筋肉の機能低下や負担がかかり、それが内臓下垂となります。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。内臓下垂でお困りなら豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

内臓下垂への対応として、次のようなものが一般的です。

生活指導

根本改善までに時間がかかり日々の地道な努力が必要です。途中で効果を感じにくいことも多く、継続が困難で個人の意志に左右される部分が大きくなります。

万人向けの対処法とは言えず、効果にばらつきが出てしまうのが現状です。

腹筋強化運動・薬物療法・腹帯着用

間違った運動は逆効果になることもあり、自己流では状態悪化のリスクがあります。薬だけでは根本の構造的な問題は解消されず、服用をやめると症状がぶり返す方もいます。

腹帯やコルセットの長期間使用で筋力が低下しやすく、着用をやめると再発しがちという問題もあります。

内臓下垂を改善するために

まずはあなたの内臓下垂の原因を検査を通じて明らかにします。原因を取り違えたまま治療を進めてしまっても一時的にはよくなってもすぐに元に戻って改善を見込めないからです。

当院は、当院だけの充実した検査で、内臓下垂の原因を見つけわかりやすく説明します。そして明確な根拠を元にして施術を進めていきます。

当院の特徴

国家資格を持つ院長が、検査から施術までまで責任をもって担当しますのでご安心ください。

内臓下垂と大きく関わっている体幹バランスや腹圧・呼吸法を詳細に分析します。骨盤底筋群の機能検査、腹部の状態をチェックしたうえで改善を目指します。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

当院であなたの内臓下垂が改善する理由

内臓下垂の改善には現在の身体の状態を把握することが最も重要です。体幹や骨盤まわりの検査が最も重要であり、その理由は内臓を支える筋肉や靭帯の働きが関係しているからです。

当院では、身体の変化や症状の波を見逃さないように、当院は検査から施術まで院長が一貫して行うようにしています。

胃腸薬や整腸剤に頼ってもなかなか改善が見られない方、整体やマッサージで効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

内臓下垂のQ＆A

内臓下垂は自然に治りますか？

内臓下垂は自然に元に戻ることは難しいですが、生活や身体の使い方を見直し施術を受けることで十分に改善の可能性があります。

内臓下垂の人がやってはいけないことは？

きつい腹帯や強い腹圧をかける運動、長時間の前かがみ姿勢、無理な自己流トレーニングは避けてください。

出産後の内臓下垂は完治しますか？

出産後であっても適切なケアとリハビリでかなり回復できます。早めの対応が改善の近道になります。

どのような運動が効果的ですか？

体幹と骨盤底筋を意識した基本的なエクササイズや呼吸法、優しく無理なく続けられる体操が有効です。

食事で気をつけることはありますか？

腹八分目を心がけ、一度に食べ過ぎずよく噛んで食べましょう。姿勢を正してゆっくり食事を取るとより効果的です。

内臓下垂と胃下垂の違いは何ですか？

胃下垂は胃のみが下がった状態ですが、内臓下垂はより広い範囲の内臓が下がることで複合的な症状を引き起こします。

手術が必要になることはありますか？

重症例を除いて多くの場合、保存的療法で改善が見込めます。手術は最終手段です。

症状が悪化する要因は何ですか？

長時間のデスクワークや不良姿勢、便秘、重い物を頻繁に持つ、ストレスの多い生活などが悪化要因です。

日常生活でできる改善法はありますか？

日常の姿勢を見直し、体幹の柔軟性を高める体操を習慣化すること、適度な運動と休養が効果的です。

治療期間はどのくらいかかりますか？

個人差がありますが、数ヶ月の継続的な取り組みで大きな変化が期待できます。

内臓下垂で悩んでいた皆さまも、当院での施術を受けて、このような変化がありました。

当院の体幹バランスを回復する施術と内臓下垂は非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

内臓下垂は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご相談ください。