
院長:有村お気軽にご相談ください!
こめかみがズキズキして吐き気まで出る日もあれば、夕方に頭が重く締めつけられる日もある。同じ頭痛なのに感じ方が違うと、これは何の頭痛だろうと不安になる方も多いのではないでしょうか。
豊盛堂整体・整骨院の有村です。この記事では、頭痛の種類の大まかな違いと、すぐ受診したほうがよい危険なサイン、日常でできる体のケアについてお話しします。
先に全体像を確認したい方は、頭痛の症状ページもあわせてご覧ください。この記事では、痛み方の違いから順にお伝えするので、ご自身の頭痛を思い浮かべながら読み進めてみてください。



まず痛み方を思い出しましょう
同じ方でも、日によって頭痛の出方が変わることは珍しくありません。こめかみの脈打つ痛みと、後頭部の重さが交互に来る方もいて、どちらも自分の頭痛なのに別物のように感じられるものです。
頭痛はいくつかの型に分けられますが、一人の中で複数の型が重なっているケースもあります。ひとつに決めつけず、まずは今の痛み方を丁寧に思い出してみてください。痛む場所や、動いたときの変化が手がかりになります。
頭痛の分類は専門的にはいくつもありますが、入口はとてもシンプルです。まず大きく二つに分けて考えると、今の自分の頭痛が急いで受診すべきものかどうかが見えてきます。
一つ目は、くも膜下出血や髄膜炎など、別の病気が原因で起こる二次性頭痛。頻度は多くありませんが、命に関わることもあるため、最初に頭に入れておきたい分け方です。
いつもと違う、突然始まった、という感覚があるときは、あとでお伝えする危険なサインを先に確認してください。普段の頭痛と比べて違和感があるかどうかは、大切な手がかりになります。
もう一つは、検査で他の病気が見つからない一次性頭痛です。頭痛の多くはこちらに当たり、片頭痛、緊張型頭痛、群発頭痛が代表的なタイプとされています。
命に関わる心配は少ないとされるものの、仕事や家事への影響は小さくありません。痛み方によって楽に過ごすための考え方も変わるため、型の違いを知っておく意味は大きいといえますね。
代表的な三つの頭痛を、痛む場所や痛み方、一緒に出やすい症状の違いで並べてみました。あくまで目安として眺めてください。
| 項目 | 片頭痛 | 緊張型頭痛 | 群発頭痛 |
|---|---|---|---|
| 痛む場所 | 片側が多い | 頭全体や後頭部 | 片方の目の奥 |
| 痛み方 | ズキズキ脈打つ | 締めつける重い痛み | 激しくえぐる痛み |
| 伴う症状 | 吐き気、光や音がつらい | 肩や首のこり | 涙、鼻水、落ち着かない |
動くと痛みが強まり、暗い部屋で休みたくなるなら片頭痛寄り。肩こりと一緒に重い痛みが夕方まで続くなら緊張型寄り、という見方もできます。目の奥の激しい痛みが片側だけに繰り返し出る場合は、群発頭痛の可能性も考えます。
ただしこの表は診断ではなく、あくまで目安。両方の特徴が混ざる方も多いので、迷うときは医療機関で相談してください。
いつ、どこが、どんな痛みだったかを、スマホのメモに残しておくと役立ちます。長い文章は必要ありません。数行で十分なので、思い出せる範囲から気軽に始めてみてください。完璧に書こうとすると続かないものです。
吐き気や光のまぶしさ、睡眠時間、月経との重なり、天気も書き添えておくと、自分の頭痛の傾向がつかみやすくなります。医師や私たちに症状を伝えるときの材料にもなり、説明の手間も減るでしょう。受診の予約時にも、そのまま話せます。
次のような状態があるときは、整体や整骨院より先に、医療機関へ相談したほうがよい状態です。
ひとつでも当てはまるなら、様子を見ずに受診を考えてください。迷うときは、救急相談の窓口や頭痛外来に問い合わせる方法もあります。夜間や休日でも、電話で相談できる窓口があるそうです。
市販薬を飲む回数が増えてきたときも、薬の使いすぎが頭痛を長引かせることがあるとされます。いつ何錠飲んだかをメモしておき、医師や薬剤師へ早めに伝えておきましょう。
頭痛の中でも、肩や首の状態と関わりやすいのが緊張型頭痛です。デスクワークや家事、育児が続く方から、よくお聞きするお悩みでもあります。画面を見る時間が長い方ほど、首の疲れが頭に響きやすい傾向があります。
パソコンやスマホを見続けると、頭が前に出て、首の後ろから肩にかけての筋肉が張りっぱなしに。夕方になるほど頭が重くなる方は、この姿勢の影響も考えられます。
実は、頭痛でご相談に来られる方の首や背中を確認すると、首の関節の動きが小さくなっていることがあります。痛い場所だけでなく、動かしにくい場所を探すことが欠かせません。
首や肩が固まると、頭が重く感じやすくなります。その不快感で姿勢がさらに縮こまり、また固まるという流れに入りがちです。ここに睡眠不足が重なると、抜け出しにくくなります。
家事や育児で休む間がないと、この流れが続きやすいもの。朝は平気でも夕方に悪化する方は、この傾向が強い印象です。豊盛堂整体・整骨院では施術の前に検査を行い、首や背骨の動き、姿勢の癖を丁寧に確認します。
同じ頭痛でも、楽になる過ごし方は種類によって逆になることがあります。まず優先したいのは、今の痛み方がどちらに近いかを見極めることです。迷う日は、無理に動かさず安静を優先してください。
痛む場所によっても、休み方の考え方は少し変わります。額から目の周りが重いなら目や画面作業の疲れ、横のこめかみなら噛みしめや片頭痛、後ろの後頭部から首の付け根なら首や肩のこわばりを手がかりに、過ごし方を選んでみてください。
ズキズキ脈打つ日は、暗く静かな場所で休み、温めすぎないようにします。肩が重く締めつけられる日は、首や肩をゆっくり動かし、蒸しタオルで温めるのも一つの方法。強く揉むのは避けてください。
頭痛の種類がはっきりしないときや、危険なサインがあるときは、病院や頭痛外来が先です。検査で他の病気がないと分かれば、気持ちも楽になります。原因が分からない不安を抱えたまま過ごすのは、つらいものです。
診断や薬の処方は医療機関の役割。私たちは、首や肩のこり、姿勢や関節の動きといった体の使い方の負担を確認し、頭痛が繰り返しにくい状態を目指すお手伝いをしています。受診と並行してご相談いただくこともできます。
病院で大きな異常はないと言われたのに頭痛が続く、というご相談も少なくありません。そうしたときは、普段の姿勢や体の使い方を一緒に振り返ってみてください。
頭痛にはいくつかの種類があり、痛み方や一緒に出る症状で大まかな見当はつけられます。ただし、見分けはあくまで目安で、危険なサインがあれば医療機関が先です。
今日できる小さなことは、次に頭痛が来たとき、場所と痛み方を一行だけメモすること。それが受診の目安や、相談するときの手がかりになります。薬を飲んだ時刻も添えておくと、さらに伝わりやすくなります。
首や肩のこりや姿勢の癖も含めて確認したい方は、豊盛堂整体・整骨院へお気軽にご相談ください。

