
院長:有村お気軽にご相談ください!
季節の変わり目になると鼻がつまり、額やこめかみのあたりが重く痛むことがある。市販の鼻炎薬や頭痛薬を試してもすっきりしない日が続くと、様子を見ていいのか迷う方も多いのではないだろうか。夜も口呼吸で眠りが浅く、集中力まで落ちると感じる方もいるかもしれない。
豊盛堂整体・整骨院の有村です。この記事では、鼻炎と頭痛が同時に起こる理由、家で試せること、医療機関へ相談したほうがよい状態についてお話しします。
先に全体像を確認したい方は、鼻炎の症状ページもあわせてご覧ください。この記事では、日常で気づきやすいところから順に触れていく。



寝ている時口呼吸になってのどが乾燥しますよね
鼻づまりと頭痛は別々の症状のように感じるが、実は体の中でつながっている。片方だけを気にしていても、思うように楽にならないことがある。
鼻の奥には副鼻腔という空間があり、鼻炎で粘膜が腫れると空気の通り道が狭くなる。そこで空気の入れ替えがうまくいかなくなると、周囲の神経が刺激されやすくなり、額や目の奥のあたりに重さや痛みとして出てくることがある。
前かがみになったときや階段を下りるときに痛みが増す方は、この仕組みが関わっているケースもある。鼻づまりが強い日ほど頭の重さも増すという方は、鼻と頭の症状が連動している可能性が高いと考えられる。片方の鼻だけが詰まりやすい方は、そちら側に重さを感じやすい傾向がある。
鼻水やくしゃみだけでなく、頭の痛みまで伴うと、風邪なのか鼻炎なのか判断に迷う方も多い。市販薬の売り場でどちらを選べばいいのか悩んだ経験がある方もいるだろう。
アレルギー性鼻炎の場合、鼻の症状の一つとして頭痛が現れるケースがある。花粉やハウスダストへの反応が続くことで、鼻の粘膜の腫れが長引き、頭の重さも一緒に続いてしまうことがあるのだ。
熱がなく鼻の症状だけが目立つ場合は、アレルギーの関与を考えてもよいだろう。毎年同じ季節に繰り返している方は、その時期の傾向も振り返ってみてほしい。目やのどのかゆみを伴うことが多いのも、アレルギー性鼻炎に見られる特徴のひとつといえる。
夜、鼻が詰まって口呼吸になっている方は少なくない。口呼吸のまま眠ると、のどが乾いたまま一晩を過ごすことになり、朝起きたときにのどの痛みを感じる方もいる。
口呼吸が続くと呼吸が浅くなりやすく、睡眠の質が落ちて日中の頭の重さにつながることがある。鼻づまりとのどの痛みが一緒に出ている場合は、この流れが関わっているかもしれない。夜間の呼吸状態も確認しておきたいところだ。
のどの乾きや、起床時の口の中の渇きが目立つ方は、口呼吸が習慣になっている可能性がある。夜間のいびきが増えたと感じる場合も、鼻の通りが影響しているかもしれない。眠りが浅い状態が続くと、日中の疲れも取れにくくなり、頭痛が起きやすくなってしまう。
頭が痛いとき、多くの方がまず頭痛薬を選ぶ。手元にある薬でとりあえず対処しようとするのは自然な流れだろう。
ただ、鼻づまりが原因となっている頭痛は、頭痛薬だけでは軽くなりにくいことがある。鼻の通りが悪いまま頭痛薬を続けている状態が続いているなら、鼻そのものの状態にも目を向ける必要があるかもしれない。
薬を飲むタイミングと鼻の詰まり具合を一緒に振り返ってみると、関係性が見えてくることもある。飲んでも半日と持たずに痛みが戻る場合は、その傾向が強いといえるだろう。市販薬を長期間使い続けている方は、一度使い方も見直したいところだ。
鼻炎が長く続くと、副鼻腔炎に進んでしまうケースもある。市販薬だけで様子を見続けているうちに、症状が変化していくこともある。
鼻の炎症が副鼻腔まで広がると膿がたまりやすくなり、頭の痛みが強くなることがある。黄色っぽい鼻水や、顔を下に向けたときに痛みが増す感覚がある場合は、単純な鼻炎とは別に考えたほうがよい。
こうした状態は医療機関へ相談したほうがよい状態だ。放置して長引かせるより、早い段階で確認してもらうほうが安心につながる。鼻の奥に嫌なにおいを感じる、頬のあたりに重さがある方も、一度相談してみることをおすすめしたい。
鼻炎による頭の重さは、生活の中の工夫で軽くなることもある。以下に、家で試したいことと、無理に様子を見ない方がよい状態をそれぞれ分けて紹介したい。
鼻の通りを楽にするために、以下のような工夫から始めてみるとよいだろう。特別な道具がなくても、今日から取り入れられるものが多い。
一方で、自宅ケアだけで抱え込まないほうがよい状態もある。工夫を続けても変化が乏しいときは、その先を考える必要があるだろう。無理に自分だけで対応しようとすると、判断が遅れてしまうこともある。
高い熱を伴う場合や、痛みが日ごとに強くなっている場合、片側の顔だけが腫れているように感じる場合は、自己判断で様子を見続けるのは避けたい。こうした変化は、鼻炎だけでは説明しきれないこともある。
こうしたときは早めに医療機関で確認してもらうのが望ましい。目の周りまで痛みが広がる場合も同様に、注意しておきたいところである。
鼻炎による頭痛には、体全体の緊張が関わっていることもある。鼻だけに意識が向きがちだが、実際はもう少し広い視点が要る。
数々のご相談の中でも多いのが、鼻の症状は落ち着いても頭の重さだけが残るという悩みだ。デスクワークなどで同じ姿勢が続くと、首や肩の緊張が強まり、頭部の血流や自律神経の働きに影響することがある。首を前に突き出す姿勢が続いていないかも、一度振り返ってみたいところだ。
鼻炎による頭痛が長引きやすい方は、こうした体の使い方の面も一緒に見直してみる価値がある。パソコン作業が多い方ほど、この傾向が出やすいように見受けられる。肩が上がったまま固まっている状態は、呼吸も浅くなりやすく、鼻炎の症状とも重なって出てくることがある。
豊盛堂整体・整骨院では、頭痛の相談を受けたとき、まず鼻の状態だけで判断しない。体の他の部分に負担がかかっていないかも含めて見ていく。
首や肩の動き、姿勢の癖、呼吸の深さなど、体全体の状態を確認したうえで、頭痛にどこが関わっているかを見ていく。鼻の症状だけでなく首や肩の状態も含めて確認することで、体の緊張をゆるめる施術の方向性が見えてくる。
JRC関節稼働回復法やレイボー療法を通じて、体が本来持っている力が働きやすい状態を目指していく。初めて来院される方には、普段の姿勢や生活習慣、鼻炎の出やすい時期についても丁寧に伺うようにしている。
鼻炎による頭痛は、鼻の粘膜の腫れが神経を刺激することや、口呼吸による睡眠の浅さ、首や肩の緊張など、いくつかの要因が重なって長引きやすくなる。まずは自宅でできる範囲のケアから試し、症状が強い場合や長引く場合は、医療機関への相談も検討してほしい。
今日からできる小さなこととして、鼻を温める習慣や、首や肩を軽く動かす時間を作ることから始めてみてほしい。繰り返す頭の重さに心当たりがある方は、体の使い方や生活習慣を振り返るきっかけにしてもらえたらと思う。
鼻の症状だけでなく、首や肩の状態、日々の生活習慣も含めて確認したい方は、豊盛堂整体・整骨院へお気軽にご相談ください。

