
院長:有村お気軽にご相談ください!
スマホを持つと親指の付け根がズキッとして、朝は指が曲げにくい。仕事や家事で手を使い続けた日は、指が引っかかる感じまで出てきて、このまま使い続けてよいのか迷う方もいると思います。
豊盛堂整体・整骨院の有村です。この記事では、バネ指とスマホ操作の関係、今日からできる手の使い方の見直し、医療機関へ相談したほうがよい状態についてお話しします。
先に全体像を確認したい方は、バネ指の症状ページもあわせてご覧ください。この記事では、毎日の暮らしの中で気づきやすい場面から順にお伝えします。



まず状態を確認しましょう
朝起きたとき、指がこわばってスマホを持つ手に力が入らない。そんな日が続いていませんか。顔を洗う、カーテンを開けるといった動作で、違和感が出ることもあります。
バネ指は、指の付け根で腱と腱鞘がこすれて炎症が起き、曲げ伸ばしのたびにカクッと引っかかる状態を指します。日中は動かすうちに楽になる方も多く、つい様子を見てしまう方が多いのも事実です。
スマホを置いたあとも、指がじんじんと痛んで、握ったり開いたりして確かめたくなる。画面を触っていたのは三十分ほどなのに、指だけが重だるい。そんな経験はないでしょうか。
長時間の操作のあとに指がだるく重く感じるのは、指を使いすぎたサインの一つです。休ませれば引くうちは大きな心配はいりませんが、翌朝まで残る日が増えてきたなら、手の使い方を見直したい時期といえますね。
スマホの使いすぎが原因と考えて画面を見る時間を減らしても、指の痛みが残る方がいます。背景は大きく二つあります。順にお話しします。
スマホを片手で持ち、親指でスクロールやフリック入力を繰り返すと、同じ動きの負担が親指や手のひら側の腱にたまっていきます。片手操作の負担は、気づかないうちに大きくなっていることが多いようです。
画面の端まで親指を伸ばす操作が多い方は、指の付け根から手首にかけて張りやすい傾向があります。大きめの端末や重いケースを使っているなら、指にかかる重さもその分増えます。
実は、スマホ以外の場面で指を使う時間のほうが長い方も少なくありません。パソコンのマウス操作、雑巾を絞る、鍋やフライパンを持つといった握る動作も、指の付け根に負担を重ねます。
更年期や妊娠出産の時期、糖尿病などの背景がある方にバネ指がみられやすいとも言われています。スマホだけでなく、指を休ませる時間がどれだけ取れているかも一緒に考えてみてください。
親指の付け根が痛くても、すべてがバネ指とは限りません。痛む場所によって、考え方が変わってきます。同じように痛んでも、背景が違うことは珍しくありません。
手首の親指側が痛む、付け根の関節がうずく、指の付け根で引っかかる。この三つでは、痛む場所も動かしたときの感じ方も違ってきます。まず確認しておきたいのは、どの動きで痛むのかという点。
指の付け根で引っかかり、曲げ伸ばしでカクッとする
手首の親指側が痛み、物をつまむ動きで強まることがある
親指の根元の関節が痛み、瓶のフタを開けにくいことがある
あくまで一般的な目安なので、自分で決めつけないことが大切です。痛む場所と痛みが出る動きを書きとめておくことから始めてみてください。たとえば、朝だけなのか、スマホを持った瞬間なのかが分かるだけでも、状態の確認が進みます。
痛い場所をぐりぐり押したり、引っかかる指を無理に伸ばしたりしたくなる気持ちは、よく分かります。ただ、指が思いがけない動きをするときほど、力ずくで動かすと炎症を強めるおそれがあります。
また、赤みや腫れ、熱っぽさがある場合は、無理に触らないほうがよいでしょう。強く揉むと、炎症のある部分への刺激が増えることもあります。まずは自宅ケアの範囲として、手を使う回数を減らして休ませるところから始めてみてください。
温めると楽になる方もいますが、腫れや熱っぽさがあるときは、かえって痛みが強まることもあります。入浴後に楽になるのか、夜に痛みが増すのかを、ケアを続けるかどうかの目安にしてください。
大がかりなことをしなくても、毎日の使い方を少し変えるだけで、指にかかる負担は変わってきます。続けやすい工夫から取り入れてみてください。
優先したいのは、片手操作を減らすことです。両手で持って両方の親指を使う、スタンドに立てる、音声入力を使うなど、親指だけに頼らない形にしておきましょう。休憩の合間に画面から手を離し、手のひらを軽く開いて休ませる時間も作ってみてください。
休憩の合間に指を軽く動かすのは構いませんが、痛みが増す日はストレッチを中止するようにしてください。痛みを押して続けると、腱と腱鞘への刺激がかえって重なるおそれがあります。
指が痛むと、無意識にその指を使わない動きになりがちです。その積み重ねが、別の場所の負担につながることがあります。ここでは、その流れと確認の進め方をお伝えします。
親指が痛いと、手首を曲げたまま持つ、肘を張って操作するなど、痛みをかばう動きが増えます。すると前腕や肩、首まわりが張りやすくなり、指への負担が戻ってくる悪循環も起こり得ます。
数々のご相談の中でも多いのが、指の痛みと一緒に肩こりや首の重さを訴える方です。画面をのぞき込む姿勢が続き、手元の負担を増やしているケースもあります。
豊盛堂整体・整骨院では、まず痛む場所と、どの動きで痛みが出るかを検査で確かめます。指だけでなく、手首や肘、肩の動き、スマホを持つときの姿勢も一緒に確認していきます。
状態に合えば、関節の動きを回復させるJRC関節稼働回復法などで、体の使い方の負担を減らすことを目指します。ただし、状態によって判断が変わるため、医療機関への受診をおすすめすることもあります。
次のような状態があるときは、自己流のケアを続けるより先に、医療機関へ相談してください。
こうした状態は、医療機関へ相談したほうがよい状態です。診断や処置の内容は状態によって異なるため、詳しくは医療機関で確認してください。軽い痛みでも引っかかりが続くなら、相談する目安に迷わず、一度状態を確認したいところです。
バネ指は、スマホだけでなく、握る動作や休みの少なさが重なって起こりやすいと考えられています。親指の付け根の痛みは別の状態のこともあるため、痛む場所と動きの確認が欠かせません。
今日は、スマホを両手で持つ時間を少し増やし、痛んだ場面を一つだけ書きとめてみてください。いつ、どの指で、何をしていたかを残すと役に立ちます。それだけでも、これからの手の使い方を見直す手がかりになります。
指だけでなく、手首や肩、スマホを持つ姿勢も含めて確認したい方は、豊盛堂整体・整骨院へお気軽にご相談ください。

