
院長:有村お気軽にご相談ください!
午後になると画面の文字が頭に入らず、同じ行を何度も読み返してしまう。休日に寝ても体が重く、仕事のミスまで増えてくると、自分の気力が足りないのではと責めてしまう方もいるでしょう。
豊盛堂整体・整骨院の有村です。この記事では、倦怠感が続いて集中力も落ちているときに、背景として考えられること、家でできること、病院を先に考えたい状態についてお話しします。
先に全体像を確認したい方は、倦怠感の症状ページもあわせてご覧ください。この記事では、仕事中の場面に近いところから順にお伝えします。



まず今の状態を確認しましょう
昼食を終えたあたりから、メールの文面を読んでも内容がすっと入ってこない。会議の話を聞いていても、気づくと別のことを考えている。そんな経験はありませんか。
数々のご相談の中でも多いのが、午後に集中が切れる状態です。体が重く、考えようとしても注意が途切れ、気づけば同じ画面をぼんやり眺めている。やる気がないわけではないのに進まない、という声をよく伺います。
こうした日は、朝は普通に動けていたのに、昼を過ぎてから急に体が重くなったと話す方も多いもの。まずは、自分の疲れ方の特徴に気づくところから始めてみましょう。
見直したはずの入力に、後から間違いが見つかる。以前なら気づけたことだけに、落ち込みやすいものです。メールの宛先や金額の桁など、小さな見落としが続くと不安も大きくなります。
疲れがたまると、注意を向け続ける力が落ち、確認の抜けが出やすくなるとされています。能力が下がったと決めつけず、ミスが増えたときの工夫として、確認の手順を紙に書き出す方法もあります。
ただ、工夫だけで追いつかない日が続くなら、体の疲れが背景にあるのかもしれません。自分を責める前に、睡眠や体の状態を振り返ってみる価値はあります。
だるさと集中力の低下が重なる背景は、一つとは限りません。ここでは、ご相談の中でも気になることの多い体の側から、二つ挙げておきます。
睡眠が短かったり浅かったりすると、日中の頭の働きが鈍りやすいことが知られています。平日の睡眠が5〜6時間という方は、朝の目覚めの重さも含めて、まずここを振り返ってみるところから。
夜遅くまで画面を見ていたり、考え事が頭を離れなかったりすると、体が休む状態に切り替わりにくくなります。その結果、朝からだるさが残り、起きた時点で疲れているケースもあります。
長時間のパソコン作業で首や肩の緊張が強まると、呼吸が浅くなりやすい傾向があります。個人的には、集中が切れる方ほど、肩が上がったまま画面に向かっている印象です。
ただし、首や肩の緊張だけが原因と決めつけることはできません。睡眠や食事、ストレスなども重なっていることが多く、体の状態を一つずつ確認していく作業が欠かせないでしょう。
最近よく聞く脳疲労という言葉に、病名のような印象を持ち、自分もそうではないかと感じる方もいるのではないでしょうか。
脳疲労は正式な診断名ではなく、頭を使い続けた疲れの状態を表す言い方です。この言葉だけで自分の状態を決めず、睡眠や体の緊張、生活の流れも含めて考えていく必要があります。
ひと口に疲れといっても、実際には頭、体、生活の三つが重なっているケースが少なくありません。ざっくり分けると、次のような違いがあります。
情報処理や判断が続き、注意を保ちにくくなる状態
首肩の緊張や浅い呼吸で、体が休まりにくい状態
睡眠不足や食事の乱れ、家事の負担が積み重なった状態
この三つは互いに影響し合うため、どれか一つだけを責めても追いつかないことがあります。名前より、いつ、どんな場面で、どのくらい続くかをメモしておくと、相談の際にも役立ちます。
集中できない午後に、甘いものやコーヒーで乗り切る。この対処自体は、忙しい毎日の中では誰にでもあることで、責める必要はありません。
ただ、睡眠が削られ、体の疲れが残り、集中が落ちてまた頑張る。この悪循環が続くと、だるさが抜けにくくなる場合があります。気合を入れるほど、疲れを重ねてしまうこともあるのです。
特に、子育てや家事で帰宅後も休めない方は、疲れを回復する時間が足りないまま翌日を迎えがちです。ここで一度、頑張り方そのものを見直したいところ。
自宅ケアの範囲でできることを、デスクで取り組みやすい順にお伝えします。一度に全部をやる必要はなく、できそうなものから試してもらえれば十分です。
まず、50分に一度は席を立って肩を回すことから始めてみてください。座りっぱなしが続くと首や肩の緊張が強まり、呼吸も浅くなりやすいためです。
睡眠は、寝る前の画面を短くするところから。あわせて、ぬるめのお湯での半身浴を休む時間として先に予定へ入れておくと、自律神経が休む側へ切り替わりやすく、疲れも抜けやすくなると考えられます。
栄養ドリンクを毎日重ねたり、睡眠を削って作業時間を増やしたりするのは避けたいところです。半身浴も、熱いお湯に長く浸かったり、めまいや動悸があるときに無理に入ったりするのは控えてください。
首や肩に強い痛みやしびれがあるときは、強く揉まないでください。自分で強く押すと、かえって緊張が強まることもあり、先に医療機関へ相談したほうがよい場合があるためです。まずは軽く温めたり、肩をゆっくり回したりする程度にとどめましょう。
だるさと集中力の低下の背景に、体の病気や心の不調が隠れていることもあります。生活の見直しより先に、確認が必要なケースです。
次のような状態が一つでもあれば、整体より先に医療機関へ相談してください。早めに話しておくことが、結果的に安心につながります。
これは相談する目安の一例です。当てはまらなくても不安が強いときは、内科や心療内科へ相談する選択肢もあります。診断や治療は医療機関の役割で、状態によって判断が変わります。
豊盛堂整体・整骨院では、検査を大切にし、首や肩、背中の動き、姿勢、呼吸のしやすさなどを、お話を伺いながら一つずつ確認します。
ただし、倦怠感や集中力の低下そのものを診断したり、病気を治療したりする場ではありません。体の緊張や使い方から負担を減らし、疲れを繰り返しにくい状態を目指すお手伝いをする、という位置づけです。
たとえば、座る姿勢や画面の高さ、立ち上がるときの体の動かし方など、毎日の習慣が負担になっていないかも一緒に確認します。体の面からできる範囲を、無理のない形でお伝えします。
集中力が続かないほどのだるさは、気合の問題ではなく、睡眠や体の緊張、生活の流れが重なった疲れのサインであることが多いものです。ただし、病気が隠れている場合もあるため、前の項目の目安も忘れないでください。
今日は、昼休みに一度席を立って深呼吸し、今夜はぬるめのお湯にゆっくり浸かって就寝時刻を決めるところから始めてみてください。小さな一歩でも、明日の午後の感じ方が少し変わるかもしれません。
首や肩の緊張、姿勢、呼吸のしやすさも含めて確認したい方は、豊盛堂整体・整骨院へお気軽にご相談ください。

